2018/07/11今週の一言

7/8の主日礼拝でなされたタキヤ・デルブリッジさんの証

私の人生は最初から山あり谷ありでした。母は若い時に私を産みましたが、父はいませんでした。私は幼い頃ほとんど祖母と一緒にいました。母は私たちを養うために必死に働かなければなりませんでしたので。私は手のかかる子どもでした。それはよくしゃべるということです。先生が話をしている間も私がずっとしゃべっていることは、当然先生たちには気にいられませんでした。そういうわけで、幼い頃私は愛されるよりも叱られることのほうが多かったです。常におしゃべりが、常に問題を引き起こしました。でも歳をとるにつれ、状況は少しずつ変わりました。

まわりのほとんどの人と同様、私は教会の中で育てられました。しかし私はみんなと違っていました。私は常に教会のあり様について不思議に思っていました。「なぜ大人は見えないし触ることのできない神様にそんなに一生懸命なのだろうか。」でもその謎はすぐにわかりました。9歳ごろ、私は踊りながら賛美をすること(プレイズダンス)を始めました。そしてそれこそが救いの恵みの始まりでした。プレイズダンスは私にとって今も変わらない価値を持っています。プレイズダンスは自分の気持ち、苦悩、痛みを表現する場を与えてくれました。また、神と対話する場を与えてくれました。神様はおしゃべりをしなくて済む方法を与えました。プレイズダンスはキリストとの関係を開いてくれました。あるいは、プレイズダンスは全てを開始する種だったのです。

14歳のとき、私は自分の人生をキリストに捧げました。神を知る道に献身いたしました。父親なしに育ったことに由来する、全ての痛みは後ろに退きました。私は、自分の言葉と教会の中へと、自分自身を注ぎ込みました。まもなく状況は変わりました。私が神様に話せば話すほど、問題に巻き込まれる頻度が減りました。その時以来、私は特にプレイズダンスによって多くを学び、説教をし、教え、神の言葉に聞き入ることになりました。神様は文字通り私自身から私を取り出し、私を救ってくださいました。私が神様から離れようとしても無理です。神様は実際私をがっちりと抱えておられます。神様は私を、十代の時から、大学時代、さらには大学卒業後の今の人生に至るまで、がっちりと抱えておられます。私は福音とキリストの愛を広めたいと強く願っています。その情熱こそが私を日本にまで連れてきた原動力です。

私は2017年の5月に大学を卒業し宗教学の学士号を取得しました。卒業後私は学校に戻りたいと思いました。しかし、自分は神の導きを信じ、学びよりもしばらくの間は神様のために働きたいと感じました。大学4年生の時に、CBFのインターンとなるべくStudent Goという研修プログラムに応募しました。認可され私は二か月間ノースキャロライナ州のコニトーという町で研修を積みました。その夏、キリスト教主義に基づく、子どもに携わる仕事のやりがいを、教えられました。インターンの修了後「クリスチャン学習センター」に就職しました。そしてそこで働いている時に、日本の人々に仕えるという機会について、召命を受けたのです。昨年の夏に研修を授けた人々は私のことを覚えていました。そしてやむを得ずキャンセルした参加希望者の代わりに、わたしに打診をしてくれました。彼らのほとんどは、2017年末、私が海外で宣教活動をしたいと熱望しながら、経済的理由でできなかったことを、知らなかったのです。そのことを相談したところ、渡航費やその他の必要経費全てを、彼らが提供してくれると言ってくれました。私の教会も積極的に関わり飛行機代を負担してくれました。また、CBFも日本滞在中の必要経費に相当する謝儀を与えてくれています。

他者から与えられることなしに、この場に居ることはできなかったことでしょう。他者から与えられることなしに、大学を卒業することもできなかったことでしょう。CCSA奨学金こそが、経済的理由での学業中断を覚悟した時も、私を大学につなぎとめてくれたのでした。CCSAとはクリスチャン寄付者たちの組織であり、大学在学中に神様のために奉仕するクリスチャン学生に奨学金を与えています。私の伝道旅行は、イエス・キリストに衝き動かされている人々の助けなしにはありえません。イエス様の愛には境がありません。キリストの愛を知らない人々がこの世界に多くいたとしても、キリスト者たちの与える行為のために、私のような人でも伝道旅行をすることができ、出て行ってキリストの愛を語ることができるのです。

最後にローマの信徒への手紙8章28節を読んで終わります。神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」 

7/4と7/11にいづみ幼稚園で行われた英語教室を手伝ってくれた藤本さん夫妻と。Diversity!

藤本ゆきえさん タキヤさん ピートさん

 

7/12は、麻布十番のソウルフードハウスへ。店主のラターニャさんは、城倉牧師、フーシー宣教師夫妻と同じマカフィー神学校卒業。まさか東京で合流できるとは。まさかCBFのインターンをお迎えできるとは。この後靖国神社へ実地研修に行きました。