2021/11/24今週の一言

以下は、幼稚園保護者向けの「クリスマスだよりNo.1」の抜粋です。

クリスマスの準備

11月下旬から、「クリスマス」の準備が始まります。

教会玄関のクリスマスリース(丸い輪の飾り)、クリスマスツリー(大きなもみの木)、アドベント・クランツ(4本のろうそくを立てた飾り)、クリブ(降誕劇の人形)など、保育室にもシクラメンの花や、数個のろうそく、アドベントカレンダーなどが飾られ、西欧由来のクリスマス独特の雰囲気を、子どもたちに伝えています。そして、各クラスで神の子・イエスさまのお誕生をお祝いするページェント(降誕劇)の練習も始まります。

子どもたちは、礼拝や降誕劇の練習を重ねる中で、つまり、物語を聞き・物語を体現する中でクリスマスの意味を知ります。クリスマスとは、「神が神の子の生命を丸ごと世界に贈り物として与えた」という愛の出来事です。この出来事を信者は絶望ばかりの闇の世における一筋の希望の光として信じています。             

アドベント礼拝について

 アドベントAdventとはラテン語の「到来」という意味の言葉に由来します。「待降節」と訳される、救い主イエス・キリストの到来を心待ちにして迎える準備の時です。「神の子が天から地へ降ってきた」と考えるわけです。英語Adventure(冒険)の語源でもあり、新しい歩みを決意するのにふさわしい季節と言えます。

今年の幼稚園のアドベント礼拝は、11月26日・12月3日・12月10日の3回です。そして12月14日にすみれ組とこひつじ組、12月15日にほし組のクリスマス会を持ちます。毎週のアドベント礼拝では、消灯したほし組で沢山のろうそくの光が輝く中、ほし組の代表がアドベント・クランツのろうそくに点火し、みんなでクリスマスの讃美歌を歌いイエス・キリストの誕生の物語を聞きます。

JK