2018/06/06今週の一言

6/6の聖書のいづみは休会でした。この場を借りて、当教会が11月に行われる連盟総会に提出する予定の提案の進捗について報告をいたします。共同提案教会や、賛同教会、個人賛同者の輪が、どれぐらい広がったのかという報告です。

 わたしたちの教会の提案内容は次のようなものです。

 ①日本バプテスト連盟の意思決定機関に女性の占める割合があまりにも低いことを改善する仕組みの検討、②日本バプテスト連盟の最高意思決定機関である総会の抱える課題に関する総合的な検討(審議の方法、プログラムの持ち方、出席率向上のための工夫等)。①②を検討し、一年後に「答申」を総会に報告する「総会のあり方検討委員会」を設置するという提案です。定員8名(同じ性を5名以内にすること、3名は理事会が選出すること)、任期一年の特別な委員会です。

 当教会の決議後、共同提案してくださる教会、賛同してくださる教会・個人を増やすべく、さまざまな伝手を頼りに働きかけてきました。この働きかけは7月末まで続ける予定です。執事会としては、13ある地方連合の全てに、賛同の輪が行き渡ればと願っています。

 現状は下記の通りです。

【共同提案教会】:泉教会(東京)・東山教会(中部)。【賛同教会】:びわこシャロームチャペル(関西)・防府教会(北九州)・京都教会(関西)。【個人賛同者】:佐藤浩(西関東)・廣島尚(北関東)・田中文人(南九州)・中村尚子(関西)・柴田良和(関西)・播磨聡(中四国)。

 この地味な主題で、よくこんなにも賛同してくださったと感動しています。大変感謝なことです。逆に、「地味ではあっても、とても重要な課題なのだ」という認識が、広く共有されているのだとも思います。現在、共同提案/賛同の可否を検討してくださっている教会が、上記のほか全国に14ほどあります。

米国留学時代にバプテスト史の教授が、「連盟は総会だ(Convention is Annual Convention)」と言い切ったことを思い出します。Conventionは、「教派としての連盟」とも、「会議としての総会」とも理解しえます。総会の充実/改善に、連盟の明日がかかっています。叡智を集めて、明るい総会を形作りたいものです。そのための一石を投じることは、わたしたちの協力伝道の一つです。理事会も事務所職員も、この課題について手をつける余裕がないからです。そして草の根的に多数を得る努力こそ民主政治の基本です。 JK