2026/03/11今週の一言

卒業式の季節です。

3月13日に東京バプテスト神学校の卒業礼拝がありました。3名の専攻科生が卒業し、それぞれの教会に教役者として赴任することとなりました。神学校スタッフの一人として感謝しております。

3月18日には西南学院大学神学部の卒業式も行われます。日本バプテスト連盟代表の祝辞を述べる役を仰せつかったので、久しぶりに母校の卒業式に出席することとなりました。こちらは14名がご卒業されるけれども、連盟加盟の教会に赴任する卒業生は0名であるとのことです。

卒業生の内訳は次の通り。学部卒が12名、そのうち1名が神学コース(牧師を目指すコース)、11名がキリスト教人文学コース(キリスト者でなくても学べるコース)です。今年度の神学コース卒業生は他教派の方で博士課程前期に神学されるとのことです。博士課程修了者は、前期(修士)も後期(博士)もいません。リカレント生(現役牧師の継続研修)が2名います。そのうち1名は他教派の牧師です。根本的に考え、良い知恵を探る必要を感じます。

加盟教会は神学校献金を捧げて「教派神学校(=神学コース)」に学ぶ学生の学費・生活費を支えています。その一部は東京バプテスト神学校の専攻科生への学費支援にも用いられています。献金は年間目標額に未達が続いていますが、支援すべき神学生が少ないので全体に余剰気味です。良い余り方とは言えません。

全国に連盟加盟の教会・伝道所は311あり、そのうち50ほどの無牧師教会・伝道所が存在します。とは言え専従の牧師を雇い得る経済規模の教会は、数が限られています。牧師招聘の困難も、牧師志願者数の減少に影響しています。

次の10年で神学部教授が4名定年退職します(うち3名が連盟出身)。その一方で他教派からの神学教員補充が近年目立ちます(5名中4名)。2005年以来大学院を備えながら神学教員自校育成数が、必要数に達していないのです。JK