以下は幼稚園の合同礼拝で全園児向けにお話した内容です。
今日は雨の日ですね。
今月の暗唱聖句は先ほどのルカによる福音書12章27節です。「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。」
みなさんは花を育てたことがありますか。綿花の種を育てていますか。この前、虎頭さんという人に配っていただきました。
さて花や草木を育てるために何が必要でしょうか。分かる人は手を挙げてください。はい、そのとおりですね。「水」が必要です。水がないと駄目ですね。その他にも必要なものがありますが分かりますか。はい、「土」。そうですね。すばらしい答えです。良い土が種を育てます。
もう一つ大切なものがあります。それは「光」です。植物は光を栄養にして大きくなります。
そういうわけで野原に生えている草花には、野という「土」、雨という「水」、そして晴れた天気という「光」が必要です。神さまは草花のために、野を創り、雨を降らせ、晴れた天気をお与えになります。それで花は、何の心配もなしに育つことができます。喉が渇いたと思ったら雨が与えられ、おなかが空いたと思ったら太陽の光が与えられるのです。
これはものの譬えです。イエスさまはみなさん一人ひとりを野原の一輪の花にたとえています。すみれ組さんは、どこにいますか。この一群ですね。みなさんは野に咲くすみれのようなものです。
要するに子どものうちはくよくよと心配せずに遊んで暮らしなさいということを言いたいと思います。何も心配せずに好きなように遊ぶことが一番大切なことです。みなさんがたの人生の花を咲かせるのは神さまです。そのための土も水も光もいつも神さまはただで与えてくださっています。JK