8月8日(木)午後5時半から6時半まで、「平和の広場」のつどいに参加しました。15名ほどの参加者でした。この集会は、区立の平和資料館を作ろうという運動です。そして平和モニュメントが豊富な世田谷公園の一角に建築することが決まりました。来年度着工です。集会では、建築予定場所の下見と、平和モニュメントの数々を見学し、みんなで「平和の灯」の前で「原爆許すまじ」や「青い空」など反原爆ソングを歌いました。
「世田谷市民運動いち」の代表の方が、わざわざ城倉のことを紹介しスピーチをするように促してくださったので、日頃考えていることを述べました。「憲法審査会が昨日も開かれ、10月の臨時国会以降いつでも憲法改正の国民投票ができるようになっている現状。脱原発・反貧困デモには若者が多いけれども、伝統的な反改憲デモなどには高齢者が多いこと。わたしたちの世代が両世代をつなぐ責任を持っていること。8月25日午後2時に<草の根憲法フェス>を泉教会で開くことの宣伝」などなどお話いたしました。暖かく迎えられて感激でした。
かつての軍都・世田谷を平和の拠点にという主催者の挨拶に心動かされました。いつも犬の散歩や幼稚園で用いている公園には、市民たちが運動を起こして、有志で植樹したり、区に説明プレートを作成させたり、世田谷在住の芸術家によって創作したりのモニュメントがこんなにあったとは。驚きの一日でした。
<案内看板>とても便利な案内図です。
<平和の祈り像周辺に刻まれた世田谷区の平和都市宣言>非核に原子力が含まれるか、311後の課題です。
<被爆二世のアオギリ説明プレート>
<アオギリの木> とてもよく生い茂っています。
<被爆二世の柿の説明プレート>柿の木はとてもやせ細って実が成っていません。もっと日当たりのよい場所に移植する必要があるでしょう。
<平和の祈り像 with 愛犬リック>少女が持っているのは広島の平和の火と長崎の誓いの火から分灯された灯です。
<平和の灯>24時間点いているガス灯。広島と長崎から分灯され合火されここに保存されています。草が生い茂りすぎて、台座の平和都市宣言が読みにくくなっていました。さっそく職員の方に剪定を要望しました。