2/11「建国記念の日」に反対する集会

毎年、2月11日に「建国記念の日」が戦後になってから復活したことに反対する趣旨の集会に、日本バプテスト連盟の有志は参加しています。その理由は、紀元前660年2月11日に神武天皇が即位したという記述は神話に過ぎないことや、その神話が昔も今も政教一致した天皇制絶対主義国家を強めるために利用されてきた歴史を批判的に反省するということにあります。バプテスト派は伝統的に政教分離原則を主張しています。それは政教分離原則が、特に少数者の思想・信条の自由を守るための制度だからです。憲法の解釈改憲がなし崩しになされる中、また明文改憲も着々と進められる中、憲法に明記された政教分離原則を訴え、政治的意思表明を自由になす不断の努力が必要です。

写真は、デモを終えた日本バプテスト連盟の人々です。

140211東京2・11集会01