2023/08/23今週の一言

8/20泉教会員6名が訪問した福井教会の週報に掲載された平良憲誠牧師の文章を転載いたします。

 

No.159町屋三丁目「自由を愛する二つの教会?!」平良憲誠

 

 最近、食料品に、これは最高品でございますといった修飾語、例えば「究極の」といった言葉などを使っているものがやたらと目立つ。それに、それを入れている器もまた高価である。そして、食べるとなんだか、とてもおいしいなあと思う。否、お金を使っているのだから、そう信じたいところだ。そこで、教会名も、「福井とびきりキリスト教会」にしようと思ったとする。何をもってとびきりというかだが、一つ、この教会の信徒たちは、一年52週、一回たりとも礼拝を休まない! この教会の皆様の奉仕の精神は涙ぐましいばかりだ! 新来者へのおもてなしは、皆そろって行き届いている! そうしたことは大事だが、キリストの教会なのだから、いかにしてキリストの香りを放つかはさらに重要。福井教会は、わが故郷の方言で言えば、「たまがった(驚いた)、ちんがら(めちゃくちゃ)やっど」、そんな評価がちょっぴり飛び交うような、これまたちょっとコリント教会のような教会。つまり、キリストの教会で「とびきり」と言われるのは、極端かもしれないが、各自が主にあって自由に振舞うことがギリギリまで許されている教会かも。教会はキリストによって、自由にさせられた者たちの集まりだから。私もそんな教会をある意味では目指すが、今回合同礼拝をする泉教会の牧師の城倉啓先生は、ほんとうに誰にも拘束されない自由人だ。おそらく泉教会自体が自由を愛する教会なのでは? 我らはこの合同礼拝で主から何をいただくのだろうか。