５月３日、毎年恒例の憲法集会に今年も日本バプテスト連盟の「憲法改悪反対！」ののぼり旗を持って参加しました。連盟関係の方々が20名ぐらいいたでしょうか。知り合いの他教派の方々や、お坊さん、そして板橋時代の友人のお顔もあって、楽しいひと時となりました。主催者発表3500人のパレードとなりました。
96条の部分改憲、そして1条、9条、19－21条、24条など重要項目が目白押しの全面改憲を目指す安倍政権。参議院選挙の結果次第では、あの悪法「日本国憲法改正手続に関する法律」（通称「国民投票法」）が実際に使用されるかもしれません。憲法の明文改訂がなされることが現実の危険となってきました。今年の憲法集会は感慨ひとしおです。
キリスト者としてわたしは憲法九条を拡大解釈しています。軍事力・武力・戦力のみならず、すべての暴力の放棄と解釈しているのです。その意味で、国防軍を創設し、集団的自衛権を肯定し、米国の戦争に参与できるように憲法を変えることに反対です。非暴力的方法で非暴力の社会を実現することがキリスト者の使命の一つと考えています。
城倉啓
