あらゆる宗教に共通することは、自分の存在を根本的に支えられるという経験です。どんなに嫌なことがあっ…
十字架の赦し ルカによる福音書23章32-38節 2018年11月25日礼拝説教


あらゆる宗教に共通することは、自分の存在を根本的に支えられるという経験です。どんなに嫌なことがあっ…

イエスはエルサレム住民の意思に引き渡されました(25節)。その意思とは、ピラトらローマ人たちがイエス…

ピラトは「イエス事件」の行政処分について、二つのシナリオを持っていました。一つは、領主ヘロデがイエス…

ガリラヤの(四分封)領主ヘロデ・アンティパスについては9章7-9節を読んだ時に取り上げました(201…

ピラトという人物は後26-36年の11年間、属州ユダヤの総督を務めたローマ帝国の行政官です。ピラトは…

キリスト教は、ナザレのイエスを神の子・救い主と信じるという宗教です。聖書の読者は、福音書の主人公であ…

幼稚園の保護者の方に時々申し上げていることがあります。それは、「温かい眼差し」と「冷たい視線」は異な…

イエス・キリストが逮捕されるという場面をルカの教会はどのように理解していたのかということに注目しなが…

本題に入る前に、43-44節が亀甲括弧(〔 〕)によって括られていることについて申し上げます。聖書の…

本日の箇所も「解釈の十字架」と呼ばれる、理解困難な箇所の一つです。右の頬を打たれたら左の頬も差し出せ…

シモン・ペトロはイエスの一番弟子と呼ばれる人物です。「シモン」(31・33節)が本名で「ペトロ」(3…

本日の箇所も、ルカ教会の編集作業が際立っています。マルコ福音書が主な素材です(25-27節。マルコ福…

今日の箇所は「主の晩餐の制定文」(17-20節)を含みます。同じような制定文は、マタイ・マルコ福音書…

最後の晩餐が、過越祭初日の特別な食事だったのか(マルコ・ルカ・マタイ)、それとも過越祭前日の一般的な…

ルカ福音書は物語をはっきりと三つに区分しています。1章1節-4章13節がプロローグ。夜明け前に例えら…

ルカ福音書のイエスは、エルサレムに滞在した一週間を野宿で過ごしています。「日中は神殿の境内で教え、夜…

本日の箇所についてルカ福音書は、元となるマルコ福音書13章14-27節の内容を大幅に改変しています。…

夏は平和について思いを馳せる季節です。平和の反対語は何でしょうか。戦争とだけ返答することは、考えの幅…

教育基本法という法律に、「教育の目的は人格の完成にある」という意味合いの言葉があります。「目的」や「…

キリスト者になるということは物の見方を変えることです。イエス・キリストの視点、物事を見る目を得るとい…